目の下のくま対策なら桑の葉!美容成分タップリの桑の葉って?

      2016/12/08

マルベリー

最近、「目の下のくま」に悩んでいる方が多いと聞きますがみなさんは、いかがですか?

 

データによると、三人に一人が目の下のくまに悩んでいて、夏は38%、冬は82%にも数は増えるそうです。

 

くまがあるだけで疲れた表情に見えたり、老けて見えたりあまり良い事がありません。

 

くまは、勉強で徹夜したり動画やスマホゲームで夜更かしをしたり、残業で夜が遅くなる等、様々な理由の睡眠不足が原因で、できることがあります。

 

疲れや睡眠不足が原因の「目の下のくま」ですが、なぜ冬になると悩む人が増えるのでしょうか?

 

その理由の一つが「日照不足」です。

 

冬は日が短いため、体内でのビタミンDの生成量が減ります。

そのため、脳内物質のセロトニンの分泌量も減り皮膚の疲労回復が

損なわれてしまいます。

 

その他の原因は「くまの種類」を知ると分かってくるかもしれません。

 

 

くまの種類

目くま

青いくま

〇青いくま(血行不良)

目の周りの毛細血管の流れが滞り、皮膚に血液が透けて見える状態。

冷えやすい体質の人に多くみられますが、ホルモンバランスの崩れや、睡眠不足、パソコン等の使用による目の疲れ、ストレスが原因でできる。

 

茶色いくま

〇茶色いくま(色素沈着)

主な原因は色素沈着。紫外線による影響が大きい。また、日頃の目元をこする習慣やアイメイクの取り残しが原因となる場合があります。

 

黒いくま

〇黒いくま(加齢)

加齢とともに筋肉が緩み、目の下にくぼみができ影に見える。

また、生まれつき目の脂肪が少ない人もなりやすい。

 

まとめると、冬は日照不足によりホルモンのバランスが崩れ、皮膚の疲労回復ができない。

そして、寒さから血液の循環が悪くなり、くまの原因が悪化してしまう。

まさに、「くまのシーズン到来」ですね!!

 

 

くまに効くといわれる桑の葉とは、どんなものか?

leaves

桑は英語で「Mulberry」学名は「Morus」と名がついています。

科・属名  クワ科・クワ属

原産地   日本、中国の亜熱帯地域

開花期   4〜5月

採取/製法 11月頃に葉を採取し乾燥させる

別名    マルベリー

 

とは、日本や中国の亜熱帯地域を原産とするクワ属の総称です。

カイコの餌として古くから知られる樹木です。

また、ラズベリーに似た身を付け果樹として利用されています。

 

桑の葉は、一般的に豊富な栄養素をもつ事で広く知られています。

 

5つの有効成分

*DNJ

*ビタミン・ミネラル

*ルチン

*食物繊維

*ギャバ

 

DNJ(デオキシノジリマイシン)

桑の葉特有の「DNJ」は滋養強壮、血行促進、抗酸化作用、便秘解消

高血圧の予防、コレステロール値を下げる効果など アンチエイジングやダイエットの効果が期待される成分として注目されています。

 

ビタミン・ミネラル

多く含まれており、ビタミンAはホウレンソウの10倍、ビタミンEはケールの約10倍、カルシウムが小松菜の1.5倍といわれています。

 

ルチン

ルチンは高い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。

血管の弾力を保ち、血液の流れをスムーズにしてくれる血管強化の作用があります。

 

また、抗酸化作用があるため老化の原因とされる活性酸素を取り除きます。

ルチンは、「目のビタミン」と呼ばれ、眼圧を下げる効果があり、緑内障の予防が期待できます。

その他、加齢や紫外線などから影響する“活性酸素”を取り除き白内障や視力の低下から目を守る事ができます。

 

食物繊維

桑の葉の食物繊維の含有量はケールの4倍といわれる

腸内環境を良くし、肌トラブルや病気の予防をする。

眼病により低下した視力を回復させる。

血中コレステロールを下げ、食後の血糖値の上昇を緩やかにする。

 

ギャバ

桑の葉のギャバの含有量はケールの約6倍といわれる

アミノ酸の一種。脳の血液の流れを促し、酸素の供給量を増やし代謝を活発にします。

また、リラックス作用があるとされ、神経を安定させる効果が期待できます。

 

家庭でできるくまのお手入れ

桑の葉

家庭でできるくまのお手入れ

桑の葉のサプリメントを飲んでみる

“桑の葉”成分が目の下のくまに対して、とても素晴らしい効果があることは、みなさんにも理解していただけた事でしょう。

ぜひ、みなさんも下記の事を生活習慣に取り入れ、より効果を実感して下さい

 

保湿を心がける

肌が乾燥すると、ターンオーバー(肌の生まれ変わりは通常28日といわれる)が乱れ、角質層が硬くなり古い角質層がたまります。

これが茶クマの原因です。

通常は化粧水・美容液・乳液・保湿クリ-ムなどで保湿をしますが、特に乾燥する冬は目元用のパックなどの保湿も取り入れると良いでしょう。

 

目の血行を良くする

目を温める

低体温や眼精疲労からくる血行不良は青クマの原因です。

これを予防するには、ホットアイピローやマッサージなどがオススメです。

最近は1,000円前後のお手頃価格でホットアイピローが購入できます。

使い方もレンジで温め、目の上にのせる簡単なもの。

血行促進をさせることで疲れを取ります。

(蒸しタオルでも代用できます。)

 

マッサージ

マッサージは薬指で優しくする事が大切です。目の周りの皮膚はとても薄いので

強い刺激が色素沈着の原因になります。

 

マッサージは目頭からスタートして目の周りを一周します。

これを2〜3回繰り返します。

 

クリームやキャリアオイル等のホホバ油やアルガン油を使用すると

より優しくマッサージができるのでオススメです。

 

 

体全体を冷やさない生活

身体を温める食品

 

・運動をすることで筋肉を鍛え、基礎体温を上げる。

・お風呂にゆっくりと浸かり、自律神経を整える。

 

 

まとめ

体が冷え、血行不良になる。

睡眠不足、ストレス、疲労の蓄積。

目の周りの皮膚は、他の場所の皮膚に比べてとても薄く目の下の血管の色が見えるところです。

このため、体の不調が表れやすい場所だともいえます。

 

みなさんも、生活習慣を見直し、上手に「桑の葉」の有効成分を取り入れ、くまを予防してください。

 

 

参考
https://takeda-kenko.jp/kenkolife/vitamin/about/what.html

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