どんなシワも原因を知って解消!シワのタイプ別対処法  

   

女性 目元

年齢と共に増えていく肌の悩みの一つに「シワ」がありますね。

シワを隠すためにいろんなメイクの方法を試したり、サプリメントやコスメを試したりしてこられた方も少なくないはずです。

しかし、加齢に伴う肌の衰えは頑固なもので、解決するのはなかなか難しいことです。

女性 シワ

 

実は「シワ」と一言で言っても「シワ」にもいろいろな種類があることをご存知でしょうか。

「シワ」の種類とそのもの特有の特徴を知ってからでないと、確実で正確な対処を行うことは難しいといえます。

シワにはいったいどのようなタイプがあるのでしょうか。特によく見られるシワについて三つご紹介します。

 

表情ジワ

いったいどんなしわ?

この「表情ジワ」とは一体何でしょうか。

これは眉間や額の横、目尻や口元などに代表してよく見られるシワですね。

表情を作るときにできたシワがそのまま定着したものです。表情が原因となってシワが出来るのです。

 

なりやすい人とは?

表情ジワ

これは表情ゆえにできるシワですから、表情豊かな人ほどシワができやすいと言えるでしょう。

顔をくしゃくしゃにして思いっきり笑ったり、目を見開いたりする癖がある方、ストレスなどで眉間にしわを寄せて仕事を行っておられる方などは、特に「表情ジワ」になりやすい人と言えるでしょう。

しかし、表情豊かな女性はモテますし、同性から見てもステキですので表情を殺すことはお勧めできません。

これは、豊かな表情を見せた後が原因となっている可能性が大です。

 

たとえば、スキンケアを怠っている事。

同じ表情を繰り返し肌に定着してしまっている、「表情ジワ」はそのまま放置しておくと完全に定着し、年齢特有の「シワ」と同じように老けて見えてしまいます。

また、ほおづえをつくこと、猫背であること、うつ伏せで寝ることなど、姿勢が悪いと血行が悪くなり肌のシワも戻らなくなってしまう場合があります。

 

対処方法とは?

表情ジワの対処法は、表情筋を鍛えることです。

無表情になったからといって一度できたシワがなくなるわけではありませんし、逆に顔全体がたるんでしまう結果となってしまいますのでやめましょう。

表情ジワを作らないように気を付けながら表情筋を鍛えるエクササイズを行えば、肌全体にハリが出て表情によってついたシワも伸びて元に戻ることでしょう。

口をおおきく開けたり目を見開いたりする大きなリアクションを控えておしとやかな表情を作ることも、一つの対処法といえます。

さらに、姿勢の悪さも表情ジワの原因となりますから、きれいな背筋を目指して整った動作をイメージして動くようにしましょう。

 

表情筋を鍛えるエクササイズ

舌をぐるぐるエクササイズ

口は閉じたままの状態で歯を大きく開き、舌を上に着けて後ろから前へ動かします。

この時、下の奥の筋肉を使うことをイメージしながら動かします。

さらに、あごや頬の筋肉も使いながら、横にも舌を動かしぐるぐる回しながら、口は閉じたままで舌を動かします。

 

周りから見たら口をもごもごさせているのかな、と思うくらいの口の動きになるはずです。

このエクササイズをすれば、表情は生き生きしたもののままで、表情ジワのないはつらつとした若々しい肌が手に入るのです。

 

エイジングジワ

エイジングジワ

いったいどんなしわ?

このしわは名前の通り「エイジング」によってできた「シワ」です。

加齢によるシワですね。

若いころは活発に生成されていたコラーゲンやエラスチンという弾力のあるみずみずしい肌を保つために必要な成分が、加齢とともに失われていくことで「エイジングジワ」ができます。

コラーゲンが切断されエラスチンは変性させられ、シワが出来てしまうのです。

 

なりやすい人とは?

年をとれば、肌も衰えていきます。

何歳でも10年前の肌とは全然違うエイジングを感じられる肌になっていることでしょう。

そのような年齢の女性たちには、自然と「エイジングジワ」ができてしまいます。

また、わかいころに紫外線に当たっている時間が多かった人ほど、シワができやすくなりますね。

 

対処方法とは?

「エイジングジワ」の対処方法は、「エイジング」の加速を抑えるためのスキンケアがとても重要です。

大切な成分が加齢とともに失われて行っているのに、さらに紫外線などの外的刺激によってエイジングを加速させるわけにはいきません。

まずは、日焼け止めや日傘、手袋などUVカットのものを駆使し紫外線対策をしっかり行いましょう。

さらに、コラーゲン配合の化粧品はもちろんいいと思いますが、すでに生成が行われなくなってきている肌に、コラーゲンを塗布しても浸透してくれないということがほとんどです。

ですから肌の成分自体が自らコラーゲンを作り出し、繊維芽細胞が活性化するように働きかけてくれるコスメがおすすめですね。

 

ビタミンCやレチノールと言った成分が含まれているものは、肌の奥深くまで働きかけてくれる有効成分ですから、成分表示を見ながら自分の肌に合ったコスメを見つけてみてください。

 

乾燥ジワ

ハンドクリーム

いったいどんなしわ?

こちらも名の通り「乾燥」による「シワ」です。

乾燥肌ですと、皮脂や水分が少ない肌ですので、外からの刺激をうまくバリアすることが出来ません。

そのため、臨時の救世主のような役目を行うのが「角質」です。

しかし、その角質が、肌を守るためにどんどん厚くなっていき、硬くなり最終的にはシワとなって残ってしまいます。

 

特に目の周りは、乾燥しやすい部位であり肌が弱い場所ですから、シワができやすいといえます。

この「乾燥」という原因を知らず「加齢」だと放っておけばより深刻な状態になり、「エイジングジワ」と相まってよりストレスを引き起こしかねません。

 

なりやすい人とは?

この「乾燥ジワ」は乾燥肌、敏感肌の方がなりやすいと言えるでしょう。

ちょっとした摩擦で肌が敏感に反応してしまい、炎症を起こしたり、かゆくなったりすることがあるでしょうか。

そのように肌がなってしまうと、洗顔やスキンケア、メイクも億劫になってしまいがちで、余計に外からの刺激に弱い肌をさらしてしまう結果になりかねません。

 

対処方法とは?

「乾燥ジワ」の場合は、刺激の少ないものを使って洗顔を行いましょう。

手で洗うのではなく、よく泡立てて、その泡を肌の上に乗せるかのような仕方で優しく洗うことが洗顔のコツです。

肌がさらに敏感になっていくことを避けられます。

 

また、乾燥しているからこそできる「シワ」ですので、「保湿」が何よりも大切な対処法といえます。

潤いが肌にしっかり浸透するものを選んで、保湿をしっかりしましょう。

そして、紫外線などの影響で乾燥肌になっている場合も考えられます。

日焼け止めを塗ったり帽子や手袋サングラスなどでしっかり紫外線対策をすれば、しわの最も大きな原因である「シワ」をやわらげることができます。

 

まとめ

「シワ」は年をとったら必ず現れてくるもの、という見方は間違っています。

早くから予防することが可能です。また、「シワ」のタイプ別の原因と対処法を知っていれば、どんなシワも、悩みのもとにもならないような些細な問題になるかもしれません。

自分のしわのタイプに合った対処法をしっかり行って、年齢よりも若く見られる若い肌を目指してくださいね。

 

 

 - 美容 , , ,