木樽製法の酵素飲料で外からしっかり酵素補給

酵素飲料に関しては、多くの誤解があるようです。
中には、生きた酵素がたくさん入っていると思っている方がいるようですが、実際には、もともと体内で作られる酵素の作用や機能を手助けするもの、つまり野菜や果物のエキス、また酵母菌が含まれるドリンクです。
つまり、酵素そのものではなく、体内酵素が担う消化作用や代謝作用を促すために、外から酵素のもととなる野菜・果物・野草のエキスや酵母菌を摂取することのできる飲料なのです。
本来は、野菜や果物、発酵食品などに豊富に含まれる食物酵素を食事で毎日コンスタントに補わなければならないのです。
しかし、毎日の食生活で酵素の摂取量や種類のことまで考えなくてはならないというのは、大きな負担ですし、そもそも難しいですよね。
そこで、食事以外でも手軽にかつ効果的に十分な量を補えるよう開発されたのが、酵素飲料なのです。
日本古来の技術、木樽発酵
さて、酵素飲料にも様々なタイプのものがあります。
その中でも最近非常に注目をあつめているのが、木樽発酵のもの。
木樽発酵とは日本古来の製法で、日本の発酵文化を長く支えてきたものです。
日本の食文化を見れば、多くのものが発酵食品だということに気づくと思います。
和食に欠かせない、醤油、味噌、お酒やお酢はその代表的なものですね。
日本では、発酵や熟成に木樽が最適だとされてきました。
それは、熟成に必要な適度な温度を保つことに関しては木製容器が、他の物質の容器に比べて卓越しているためです。
木材の容器は外の気温の変化の影響が少なく、さらに、断熱性も高いという特性を持っています。
また木の繊維や無数にある木の小さな穴には、日当たりや風通しといった環境によって、多くの種類の酵母菌が存在し、発酵を助けると言われています。
最近はワインや日本酒、プロポリスなども木樽発酵や木樽の熟成などが体にも良いと人気を集めていますね。
なぜ木樽製法が注目されているのでしょうか。
金属(ホーロー)の機械と木樽発酵の違い
まず、木樽製法では多くの場合、天然酵母による自然発酵が行われています。
つまり、人工的に発酵させず木樽についた天然酵母菌だけで自然にじっくりと長い時間をかけて発酵が行われています。
自然発酵こそが、質の良い酵素を作るには一番良いと言われています。
また、昔ながらのこの製法は、樽由来の香りや風味を抽出する効果もあり、味わいがひろがります。
一方、ホーローでの発酵の場合は、木樽に比べ温度管理や衛生管理が容易な一方、発酵は比較的短時間で、人工的なプロセスで行われます。
長い時間をかけてゆっくり発酵させたもののほうが、栄養分も味も凝縮され、その効果も高いというわけです。
では、いったい酵素飲料では具体的にどのような効果が得られるのでしょうか。
今年の秋は木樽酵素でダイエットしてみよう
体内の酵素は、消化を助け、代謝を促しさらに心臓の動きや血液循環のサポートも行うなど、人が生きていくために欠かせないものなのです。
さらに、生野菜や果物、発酵食品などに含まれている「食物酵素」は、基礎代謝を高め、消化・吸収機能を増進します。
したがって、肌のコンディションやツヤ、血色がよくなります。
また、胃や腸の調子を整え、体内でいらなくなった老廃物をすみやかに排出させる働きもあることから、デトックス機能も期待できます。
便秘で悩まれている方にはもちろん、吹き出物や肌荒れなどのトラブルを抱えている方にも効果がありそうです。
こうしたことから、最近では、酵素飲料を摂取して、体重の減少を目指す酵素ダイエットが注目を集めていますね。
ただし、重要なのは、「酵素飲料さえ飲んでいれば痩せる」わけではないということを念頭におくことです。
酵素飲料は、人間の体がもつ本来の代謝を高め、これによって痩せやすい体質をつくっていくためのものなのです。
ここを勘違いしてしまうと、酵素飲料には糖度が高いものもありますので、「効果がなかった」「やせなかった」というだけでなく、反対に酵素飲料を大量に飲みすぎたら太ってしまったという結果にもなってしまいますので注意が必要です。
酵素飲料を使ったダイエットは、具体的に、1日のうち16時間を手作りの酵素ドリンクで置き換える方法と、1週間に丸一日、市販または手作りの酵素ドリンクと水のみを摂取する方法が効果的です。
どちらも、摂取カロリーを抑えつつ、人間の身体にとって必要な栄養素を確保され、またを酵素によって代謝機能を高めることで体内の余分な脂肪や老廃物を流すことができるのです。
こうして身体の働きが良くなり基礎代謝がさらに向上し、一日の活動量が増えて運動による消費カロリーも増加するので、酵素飲料はダイエットに効果を発揮すると言われています。
ただし、当然のことながら、何日も絶食を行うには専門家の元で十分に正しい知識を勉強しつつ行わないと、命の危険もあることを忘れないようにしましょう。
まずは、甘いおやつを我慢して、その代わりに朝一杯のペースで酵素飲料を食生活の中に取り入れてみたり、昼食や夕食の前に摂取して胃腸の働きをよくしてみたりと毎日の忙しい中でも気軽にはじめられて、長続きできそうな方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
酵素飲料を飲むことが習慣になってきたところで、一日のうち16時間を酵素飲料のみに変える方法などを試してみるのがいいでしょう。
ダイエットはもちろん、健康にいいということが重要ですので、無理のない範囲で、酵素飲料の味わいも楽しみながら、挑戦してみましょう。
まとめ
酵素飲料は最近、非常に注目を集めている健康ドリンクです。
そのためか、ネットにも様々な意見があり、中にはその効果を疑問視するものもあります。
しかし、味噌や醤油など、昔から日本には発酵食品を使った料理が多くあり、またそれらが健康にいいというのもすでに広く知られています。
ですので、まずは自分自身で酵素飲料を試してみて、体に合うかどうか判断してみてはいかがでしょうか。
そして、その際には、ぜひ昔ながらの日本古来の木樽製法の酵素飲料を試してみましょう。
ホーローのものよりも、一段と味わい深く、酵素も天然酵母から自然の力でじっくりと時間をかけて生成されたものですので、良質です。
つまり、より体の代謝を高め、健康にもいいということになります。
時間に追われる毎日で、あまりバランスのとれた食事ができないでいると、体内にある酵素はどんどん不足していきます。
この不足している分を、酵素飲料で外からしっかり補ってあげましょう。