チョコレートが腸内環境を整える?!その量と食べ方

   

chocolate

女性の永遠のテーマといえば「ダイエット」。
ダイエットしたいのに、どうしても、チョコレートがやめられないという人も多いと思いますが、実は、食べ方次第では、チョコレートは美と健康につながることをご存知でしょうか?

 

そんなチョコレートが私たち女性にもたらすメリットと効果的な食べ方をお伝えしたいと思います。

チョコレートのリラックス作用

チョコレートボンボン

チョコレートは、その甘い香りが集中力を高め、記憶力を上げてくれることが最近の研究で明らかになっています。

またテオプロミンという成分が神経を鎮静させ、リラックス作用があることもわかっています。

だから、頭を使った後など、チョコレートを食べたくなったり、食べるとまたパワーが出てくるんですね。

 

チョコレートが美肌を作る?!

素肌

女性なら誰もが憧れる素肌美人さん。

実は、肌美人かどうかは、その人の腸の健康状態が現れると言われています。

便秘知らずの腸の健康状態が良い女性は、肌荒れが少なく、肌に透明感もあります。
逆に、腸にトラブルは、肌荒れ、くすみなどを招きます。
美しく、透き通るような健康的な肌を手に入れるためにも、腸にいい食品を積極的に取り入れていきましょう。

そこでチョコレートなんです!

実は驚くことに、最近では、チョコレートの腸内環境への働きが注目されているのです。
腸にいいと言われる栄養素の代表格が「食物繊維」です。

この食物繊維は、腸の中の善玉菌のエサになります。
腸の中に食物繊維がたくさん届けば、それを餌とする善玉菌が増え、腸内環境が次第に良くなり、便秘も解消に向かい、肌も美しくなるというわけです。
野菜などにたくさん含まれる「食物繊維」は便秘解消に役立つということはご存知の方も多いと思いますが、実はチョコレートの成分の一つである「カカオ」に、この食物繊維がたくさん含まれているのです。

それだけではなく、「カカオ」には、赤ワインで有名な抗酸化作用のある「ポリフェノール」も含まれています。

腸の調子を整え、美肌を作るのに、チョコレートが一役かっていることがお分かりいただけたでしょうか。

最近では、カカオ分が多い事をうたった「高カカオチョコレート」が多く商品化され、売り上げを伸ばしています。

多くの女性には「高カカオチョコレート」はなくてはならない存在になっています。

 

チョコレートの「カカオ」がもたらすその他の働き

カカオ

これだけニーズのある高カカオチョコレート。

きっともっといい作用があるに違いないと、調べてみました。

高カカオチョコレートとは、「カカオ」を70%以上ふくむものを言います。
「カカオ」をたくさん含んでいることでさらなる働きが期待されますね。

「カカオ」に入っている女性に嬉しい成分というのが、カカオポリフェノールとカカオプロテイン。

まずカカオポリフェノールには、強い抗酸化作用の他に、動脈硬化予防、美容効果、アレルギーの改善効果、脳の活性化などがあり、血圧も下げる効果があるというから驚きです。

そしてカカオプロテインは、胃で消化されず大腸まで届きます。
腸の中で善玉菌のエサとなり、善玉菌が増え、それに伴い腸内環境が良くなります。

カカオプロテインが消化されにくい性質を持っていることから、便のかさを増やし、腸のぜん動運動を活発にして、便秘が改善することがわかっています。

野菜不足が気になる方も、「高カカオチョコレート」で便秘解消できますね!

ちなみに、厚生労働省発表の2010年のデータによると、日本人女性の食物繊維目標摂取量は17gですが、実際、40代の女性が普段の食生活で摂取できている食物繊維量は約13g。

普段の食生活で足りない分を「高カカオチョコレート」で補充してみてはいかがでしょうか。

「ダイエットの敵」だと思われていたチョコレートが「美容と健康の味方」となるには、「カカオ」の含有量が重要です!「カカオ」がたくさん入ったチョコレートを選びましょう。

 

食べる量と、食べ方によっても働き具合が変わります!

カカオチョコ

カカオ含有量がそれほど多くない一般的な甘いチョコレートの場合、板チョコ一枚で、約400キロカロリーほどあります。
ご飯一杯が270キロカロリ—であることを考えると、肥満の原因になりやすいことは一目瞭然ですね。

また、甘くないブラックチョコレートだからカロリーも低いだろうと思われがちですが、実は、ミルクチョコレートよりもブラックチョコレートの方がカロリーが高いので、注意が必要です。
「カカオ」含有量の多いチョコレートは、苦みが強いのですが、やはり高カロリー、高脂質でもあります。

腸にいいと言っても、肥満や、肌荒れの原因にもなるので、食べ過ぎには注意です。
ではどのくらいがベストなのでしょうか?

日常の食生活で足りない食物繊維量を「高カカオチョコレート」で補うのであれば、1日あたり、20〜25gほどがいいでしょう。
また抗酸化作用のある「カカオポリフェノール」は効果が表れるのに時間がかかります。

まとめて食べるよりも、分けて少しづつ食べるのがポイントです。
そして腸に良いからといって、チョコレートばかりたべていたのでは、栄養のバランスが偏ってしまいます。
1日3食をバランス良く食べ、軽い運動もした上で、チョコレートはあくまでも、補佐的にという意識でいることが大切ですね。

美容と健康のためにも、基本的な食生活を心がけ、チョコレートは、「カカオ」を70%以上含むものを選び、1日に食べる量を決めて、それ以上は食べないようにしましょう。

また、チョコレートの便秘解消効果を高めるには、水分摂取量も重要です。
水分をこまめに飲むように心がけましょう。

 

まとめ

身近なお菓子、チョコレートに隠された美容・健康作用に驚かれたと思います。

カカオを多く含んだチョコレートがしっかりと腸に届き、女性の悩みを改善してくれることがわかりました。

ダイエットや、肌荒れを気にしていた方も、ぜひ「カカオ」含有量に注目して、少しづつ取り入れていかれてはいかがでしょうか?

その甘さについつい食べ過ぎてしまわないように、食べ方には十分気をつけてくださいね。

 HAVE A HAPPY CHOCOLATE TIME !

 

この記事が、みなさんの美と健康のお役に立てたら嬉しいです。

 

参考:
http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/oshiete/01/

http://mainichi.jp/articles/20161025/ddm/010/100/022000c

http://www.my99box.com/blog/109

http://www.otsuka.co.jp/health_illness/fiber/take_fiber/daily_amount/

 

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