ケイ素(シリカ)と水晶の関係について!水入り水晶のパワーとは!?
水晶はほぼケイ素でできている
水晶は、アクセサリーなどの装飾品に用いられるほか、通貨として昔から親しまれてきた石ですね。
さらに、神聖な儀式や祈祷などの場面でも用いられる深い意味がある石とも考えられています。
石自体は石英です。
別名クリスタルともいわれていますが、本来は無色透明で六角柱状に結晶したものを水晶と呼びます。
天然石・パワーストーンとして多くの人の間で用いられ、親しまれてきたものです。
実は、この水晶はほぼケイ素で来ているのです。
このことをご存知でしたか?
水晶は「二酸化ケイ素」の結晶でできています。
この結晶が出来るまでの間で何も不純物が入り込まずに純粋な結晶が出来上がった時にだけ、この貴重な水晶が生まれてくるわけです。
実は地球の60パーセントがこの「二酸化ケイ素で」で形成されているため、それほどめずらしい物質という訳でもありません。
しかし、ケイ素は多くの人たちの健康と美容に貢献している物質ですから、水晶のほとんどがケイ素だという事実は驚かれることでしょう。
このようなことが理由となって、ケイ素は水晶から生まれた秘水とも呼ばれています。
パワーストーンとしての水晶とは?
パワーストーンといえば何を思い浮かべられますか?
多くの人は真っ先に水晶を思い浮かべられます。
それもそのはず、水晶はパワーストーンとして広く知られており、その代表ともいえるものだからです。
水晶は水が大変美しく凍ったような形をしていることから、国や国籍が違っていても水晶を見つけた人は昔から「氷」、「水精」などと呼び、不思議な大変強い力と魅力を持った石だと感じたようです。
パワーストーンについて初級的な知識を持つ人はまず、水晶を手に入れるともいわれていますし、多くの知識と経験を重ねてきた、優れた能力者が最後に手にするのは水晶だともいわれています。
パワーストーンにおいてはじめであり終わりでもあるものは水晶と考えられていますね。
浄化作用があるものとして、特に悪いものを払いのけたいと考える人たちから愛されてきたパワーストーンです。
今でも、大変人気のあるパワーストーンでもありますが、古くから霊石として高められ敬意を示されてきた石です。
様々な神聖な儀式を行う際に用いられていたのはこの水晶だったといわれています。
この水晶は4月の石ともいわれていますが「邪気払い」と「幸運を招く」という二つの意味で力を持つ石といわれています。
世界中でそのような意味を持つ石として知られているため多くの人に愛されています。
そのような水晶の力を信じる人たちの取り組みにより、古い建物やお寺の下にはよく水晶が埋められています。
土地を清め悪いものを払いのけ、よく将来になるように、運を上げてほしい、そのような願いから水晶をまいたり埋めたりしていたようです。
水晶はすべてのものを清めるものとして昔から多くのものに使われてきました。
純粋で清らかなパワー持つ水晶は現在でもいろいろな世代の人々に人気のあるパワーストーンですね。
占い師や呪術師などの人はそのようなパワーストーンの効果を信じ、潜在能力を呼び起こすため、成長を速め、進歩するため、自然から学び取るために水晶を手元にいつもおいているといわれています。
昔からうけつがれている「水入り水晶」の水の効能
では、「ウォーターインクリスタル」ともいわれる水入り水晶についてはみなさんご存知でしょうか?
大変貴重で効能の高いものとして昔からよく取り上げられているパワーストーンです。
水入り水晶の中には、何千年も前にできた大変歴史的な意味で意味深い水が水晶の中に閉じ込められている状態です。
これは大変希少価値のあるものだといえますよね。
この水があることで、元々パワーストーンとして知られている水晶がより強力になりパワーが増長されると考えられているようです。
ではこの強力な力を持つ水晶の水にはどんな効能があるのでしょうか。
この水にはとてつもない非常に強力な浄化作用があると信じられています。
何千年何億年も前の水が水晶の中に閉じ込められているということを大変重要なこととして取り上げ、魔除け厄除けといった効能を持つものとして考えられているようです。
悪い気や病、災害などを避けるためのものとして、水入り水晶を購入される方も少なくないようです。
大変昔に存在していた水が入っている水晶、とても神秘的ですね。
世界の水晶の産地
これほど全世界の人々に愛されている水晶はいったいどこで手に入るのでしょうか?
世界で最も推奨が多く産出される国はブラジルです。
色や形の面で多くの種類の水晶がブラジルで産出され世界各地へ輸出されています。
さらに、アメリカでは宝石のようなきれいな水晶が取れる国として有名ですね。
高品質の水晶が取れる国はアメリカのようです。
もっとも、昔から高品質の水晶が取れていた国はスイスといわれています。
しかし、雪深い国のため発掘期間が短く現在はそれほど多くの水晶は発掘されていません。
良質の水晶を発掘するためには多大な労力と時間、危険を背負ってでも発掘に出かける意志や、高い技術力が必要なようですね。
日本の水晶の産地
日本の水晶の産地は全国にあります。
その中でも、山梨県の乙女鉱山で発掘されている水晶はパワーストーン愛好家の中で大変人気なようです。
外国で産出されているきれいで高品質な水晶とは違いますが、奥ゆかしく、日本特有の魅力を感じさせる水晶が今でも全国で発掘されているようです。
まとめ
ケイ素でできている水晶の話をしてきましたが、水晶には昔からのいわれや歴史が詰まっていることが分かりますね。
水入り水晶は大変希少価値のあるもので、何千年も前の水を飲めば不老不死の人間になれると言った言い伝えもあります。
水晶は心にも体にもいい影響を与えてくれる存在ですね。