ケイ素(シリカ)とは飲んでも安全なのでしょうか!?
ケイ素は安全なの?
ケイ素は「子どもや高齢者、妊婦、家族の一員であるペットに用いてもいいのかどうか」ということが心配になりませんか。
厚生労働省通達に、「ケイ酸カルシウム及び二酸化ケイ素等の試験成績を評価した結果、発がん性、生殖発生毒性及び遺伝毒性を有しないと考えられる。」とあります。
また、反復投与毒性試験では、「安全性に懸念を生じさせる特段の毒性影響は認められないと考えられた」との記載がされています。
つまり、人の健康を損なう恐れのない物質であるということですから、抵抗力の低い子どもや高齢者、妊婦であっても、健康管理の一環としてケイ素摂取可能といえるでしょう。
また、大切な家族の一員であるペットは体が小さいですから、飲み水のお皿やボトルに数滴ケイ素水をたらす程度でも効果が高いと思われます。
人や動物のみならず、延命剤などと同じように花瓶にケイ素水を加えてみたり、植物の水やりに加えてみることで雑菌繁殖を抑制できるので、植物は生き生き元気に、切り花を長持ちさせるようになりますよ。
食べたり、飲んだり、化粧品などで肌に塗布したりと、ケイ素摂取方法は様々。
でも、入浴という全身丸々ケイ素に浸かるという方法もあります。
温泉の有効成分『メタケイ酸泉』は、実はケイ素のこと。
保湿効果が高いので、お肌がしっとりとすること、間違いなしです。
温泉の有効成分や泉質名を確認してみてはいかがでしょうか。
もちろん、入浴剤としても使用されています。
寒い時期、肌は乾燥してかさつきやすくなっています。
入浴剤でしっとりもっちりお肌を手に入れませんか。
摂りすぎたら副作用は起こる?
ケイ素は体内動態が明白で、大量に取り込んでも体内に蓄積しません。
つまり、摂取しすぎても問題ないというわけです。
また、加熱処理でも栄養成分が壊されることはありませんから、使い勝手のよい栄養素と言えるでしょう。
そうなると、ついつい「体に良いから」と摂りすぎてしまうのが世の常。
ごくまれにですが、ケイ素を多量摂取あるいは継続摂取すると、好転反応が起こる場合があります。
好転反応とは、体内の有害物質やアレルゲンが急激に排出されて浄化する過程で起きる「だるさ、ねむけ、体が熱くなる、軽いしびれやかゆみ」といった症状です。
マッサージを受けて、その時には強めのマッサージで気持ちよかったのに、少し経つと体がだるくなったり、痛くなったりしたことはありませんか。
これが好転反応です。
老若男女誰にでも起こり得る生体反応で、副作用やアレルギーといった有害なことではありません。
有害物質は尿で排出されますので、少しトイレが近くなるかもしれませんが、こちらも問題ありません。
ケイ素を栄養補助食品やミネラルウォーターなどで摂取する場合は、少量ずつ始めてみましょう。
また、もし、症状が現れた場合は使用を控えるか、摂取する量を調整してみるとよいでしょう。